美守の都 ふじのみや 〜楽曲紹介〜

元号が令和になり、2019年5月は大きな節目となりました。
令和5年、令和10年…と文字にするだけで新鮮な気持ちになりますし
これからの新しい時代に期待が膨らみます。

この世の中の変化を感じられるのは本当に面白いです。
自分が生まれた昭和という時代がまた一つ遠く過去のものになったように思え
人の意識というものはこうして移りゆくのだなと感じています。

これからは意志の時代なんだそう。
令和が平和で穏やかなうるわしい時代となりますように…

 

この春に無事完成したのが「美守の都 ふじのみや」
富士宮市のシティプロモーションとして制作したCDです。

「美守(びまもり)」とは、富士宮市内にある富士山本宮浅間大社で授与しているお守りの名称で
「身も心も清らかになるお守り」という願いが込められています。

富士山の麓にある自然豊かな富士宮
そこには長い歴史から育まれてきた人々の暮らしや信仰があります。
また富士山という存在は一言では語れない日本人の心にも通じる奥深いものがあります。

知れば知るほど豊かで魅力的なまちであると感じました。
私なりに…ではありますが、その魅力を5つの楽曲にして表現しました。
(ジャケットの解説より)
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美守の都 そこに暮らす人々
美しい景色をみると人は美しい心になるのではないだろうか…
そこに暮らしている人々は美しさに守られているとしか思えないのです。
豊かな自然の恵みに育まれたすべてのものへの感謝の気持ちをこめて。

水の恵み そこに育まれるもの
水が豊かということは全ての万物に恩恵をもたらします。
雨や雪による天水は地表から姿 を消し、伏流水となり富士宮のまちのあちらこちらに湧き出ています。その壮大さを想像すると私たちは自然の一部なんだと感じます。

神 そこから感じるもの
雄大で美しい富士山に向かい何度、心の中で祈り、語りかけたことでしょう。
その風景は 私たちの意識を超えた神聖な世界を映し出してきたように思います。
その昔、富士山本宮 浅間大社の周りには多くの神社仏閣が存在したのだそうです。

朝霧高原 そこでいとなまれるもの
広く真っ青な空、草原、牧場、キャンプ、野外フェス、サイクリング、パラグライダー、
そして食の恵みはソフトクリームをはじめとする乳製品など、ここでの楽しみ方は無限です。
心地よい風を感じながら過ごす時間は躍動感あるリズムにのって。

組曲 富士山
富士の風景は日本人の心の表現ともなってきました。
様々な表情をもつ富士山 季節によって、天候によって様変わりする普遍的な美しさは私たちの心の奥底に大切な何かを残してくれます。

 霞富士
 ぼんやりと大きく浮かぶような…
 柔らかな光に包まれた富士山は女性らしいやさしさを感じます。

 赤富士
 太陽に照らされ朱色に染まる年に数回ですが息を呑むほど燃える富士山を見ることができます。
 それは一瞬の出来事、自然というのはなんてドラマチックなことをするのでしょう。

 笠富士
 「富士山が笠をかぶれば近いうちに雨」麓の住人は富士山の雲をみて天気を予測してきました。
 帽子をかぶっているかのようにみえる笠富士はどこか可愛らしさを感じることができます。

 霊峰富士
 古くから信仰や芸術の対象になってきた富士山。時に荒々しく、神聖なものとして崇められ、
 不死の山として時空を超えて私たちの魂の中に生き続けています。

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こちらのCDは富士宮市のイベントやふるさと納税などで無料配布されるそうです。
このGW中は「令和」を祝うイベントでも配布されたようです。
一般発売の予定はありません。
多くの方に聴いていただき、富士宮の魅力を感じて頂ければ嬉しいです。

後日、「美守の都 ふじのみや」のパッケージやレコーディングについても記したいと思います。