4th Album 「Beginnings」


宮野寛子(p)
伊藤ハルトシ(vc)〔1,2,5~7〕
藤本一馬(g)〔1~3,5,6〕
コモブチキイチロウ(b)〔2,4~7〕
岡部洋一(per)〔2~7〕

All selections composed by Hiroko Miyano
Except “Triste” composed by Antonio Carlos Jobim

Release date:2020/9/23
KIYORA 001

Arranged and Produced by Hiroko Miyano
Executive Producer:Teizo Aoyama(Blue-music.co)
Director:Ikuro Iwasaki
Engineer:Osamu Kawashima(TOKYO FM)
Recorded at TOKYO FM Studio IRIS(Nov.3,2019)
Mixed by Taiji Okuda(studio MSR) 
Mastered by John Polito(Audio Mechanics)

Cover Design:Mao&CO.
Photographer:Masahiro Heguri
Hair&Make-up:Keiko Ujiie

CD「Beginnings」、ダウンロード販売はHiroko Miyano Storeからご購入いただけます。

Self Liner Notes

1. スナッグルダウン(Snuggle Down)

いつからかライブのはじめに演奏することが多くなりました。
私にとって一番落ち着いて音楽にはいることができる一曲です。
ピアノ、チェロ、ギターという大好きな楽器、お二人とともに。
風のように、せせらぎのように、波のように……

2.フラミンゴ(Flamingo)

菅原敏さんの詩「フラミンゴ」からインスパイアされた作品。
長年にわたりTVKのWeather Informationの曲として使っていただいています。
ライブ感いっぱい、楽しさいっぱいで新しく生まれ変わりました。

3.フィールカラーズ(Feel Colors)

「たくさんの色がある……」
空が時々見せてくれる美しいグラデーションにときめきました。
北海道の美瑛を旅したときの作品です。

4.夕刻 ~Gloaming~

燃えるような夕暮れ時から群青の世界へ。
いつの時代もこの風景は変わらず
人々の心をとらえていたのだろうか。
そう思うと時間が止まったような気持ちになりました。

5.トリスチ(Triste)

ブラジルの大自然からインスピレーションを受けたと言葉を残しているほど
自然に対し畏敬の念を持つ偉大な作曲家アントニオ・カルロス・ジョビン。
惹かれるのは美しいメロディだけではなく、その音楽性なのかもしれません。
草原の風のようなイントロが素敵です。

6.ビギニングス(Beginnings) 新曲

令和という新しい年号になり、生まれた曲です。
人々、社会の意識が少しずつ変わっていく
始まりとはこんな風に進んでいくのだと感じていました。
その時の気持ちを思い返す一曲になりそうです。

7.ソング フォー ユキ(A Song For Yuki)

可愛がってくれた雪江おばあちゃんの名前からとったタイトル曲ですが
嬉しいことにたくさんのYukiさんからメッセージをいただきました。
2006年7月に作曲、1stアルバムの1曲目に収録されています。
自身の音楽史の始まりのような大切な曲となりました。