美守の都 ふじのみや


宮野寛子(piano・作曲・creative director)
辻元美博(clarinet)
藤本一馬(guitar)
伊藤ハルトシ(cello)
コモブチキイチロウ(bass)
岡部洋一(percussion)
Mark Akixa(native american flute)
常葉一雄(村山浅間神社法螺師 法螺貝・錫杖)

青山悌三 Blue-music.co(executive produce)
沖津徹(recorded&mixed)
LANDMARK STUDIO Ast Recorded 2019.1.7.
トミー・トミタ Saidera Mastering (masterd)

とどろき ちづこ(cover artwork)
アダチ・デザイン研究室(cover design)

*CD「美守の都 ふじのみや」については富士宮市役所へお問い合わせください

special thanks:紺屋製紙株式会社、蛙屋株式会社

Self Liner Notes

1.美守の都 そこに暮らす人々
美しい景色をみると人は美しい心になるのではないだろうか…
そこに暮らしている人々は美しさに守られているとしか思えないのです。
豊かな自然の恵みに育まれたすべてのものへの感謝の気持ちをこめて。

2.水の恵み そこに育まれるもの
水が豊かということは全ての万物に恩恵をもたらします。
雨や雪による天水は地表から姿 を消し、伏流水となり富士宮のまちのあちらこちらに湧き出ています。その壮大さを想像すると私たちは自然の一部なんだと感じます。

3.神 そこから感じるもの
雄大で美しい富士山に向かい何度、心の中で祈り、語りかけたことでしょう。
その風景は 私たちの意識を超えた神聖な世界を映し出してきたように思います。
その昔、富士山本宮 浅間大社の周りには多くの神社仏閣が存在したのだそうです。

4.朝霧高原 そこでいとなまれるもの
広く真っ青な空、草原、牧場、キャンプ、野外フェス、サイクリング、パラグライダー、
そして食の恵みはソフトクリームをはじめとする乳製品など、ここでの楽しみ方は無限です。
心地よい風を感じながら過ごす時間は躍動感あるリズムにのって。

5.組曲 富士山
富士の風景は日本人の心の表現ともなってきました。様々な表情をもつ富士山 季節によって、天候によって様変わりする普遍的な美しさは私たちの心の奥底に大切な何かを残してくれます。

ⅰ霞富士
ぼんやりと大きく浮かぶような…柔らかな光に包まれた富士山は女性らしいやさしさを感じます。

ⅱ赤富士
太陽に照らされ朱色に染まる年に数回ですが息を呑むほど燃える富士山を見ることができます。それは一瞬の出来事、自然というのはなんてドラマチックなことをするのでしょう。

ⅲ笠富士
「富士山が笠をかぶれば近いうちに雨」麓の住人は富士山の雲をみて天気を予測してきました。帽子をかぶっているかのようにみえる笠富士はどこか可愛らしさを感じることができます。

ⅳ霊峰富士
古くから信仰や芸術の対象になってきた富士山。時に荒々しく、神聖なものとして崇められ、不死の山として時空を超えて私たちの魂の中に生き続けています。


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