2016年初めての演奏はギター助川太郎さん、バンドネオン仁詩さんとの初顔合わせトリオでした。
3人ともコード楽器という一見、どうなんだろう?と思う組み合わせ楽器ではありますが、なんとも美しく調和する音で、また新しい世界を知ることができて感動の夜でした。音色の魔法ってあるんですね。
バンドネオンというとタンゴですが、今回はアルゼンチンやブラジルの音楽、ジャズ、フォルクローレ、クラシック、ミロンガ、ポップス、などなどが融合して出来た曲に挑戦してみました。
ブラジル音楽が好きなのはもちろん、昨年、フラヴィオ・ヴェントリーニとご一緒させて頂き、ミナスの美しい音楽を生でふれることができ、もっと南米の今の音をやりたいと思うようになりました。好きなアーティストは沢山いますが、<Aca Seca Trio>のアンドレス・ベエウサセルトAndrés Beeuwsaert(Pf)、フルートの名手フアン・パブロ・ディ・レオーネJUAN PABLO DI LEONEのお二人とお会いする機会に恵まれたのも南米の音楽との距離が縮まったきっかけになったと思います。
実際にお会いして見ると素朴な好青年のお二人。
お話してみると好きな音楽も私と近い事が分かりました。
音楽の世界も繋がっているんだなと改めて感じる事が出来、貴重な経験に。
そんな流れもあって、助川さん、仁詩さんとのセッションはこれから広げて行きたい世界の一つになりました。また3月にこのトリオで演奏する機会がありますので、是非、聴きにいらして下さい。