ちょっぴり室内楽的なライブ

5月3日ゴールデンウィークの真っ最中、横浜KAMOMEでライブでした。
お天気も良くて本当に清々しい1日でした。この時期に連休があるってやっぱり素敵!

「ちょっぴり室内楽的なライブ」ということで、フルート/ソプラノサックス、チェロ、ギター、ベース、ピアノという初めての編成でした。チェロが入るとクラシカルな世界が増しますし、それぞれの楽器の音色が混ざりあうサウンドは本当に美しかったです。それぞれの楽器の役割が、普段のライブとは微妙に変わってきて、何を感じてどうするか…という一音一音に集中しながらの演奏でした。

1月に屋久島に行ってできた新曲を2曲演奏しました。まだタイトルが未定でグガちゃんがつけてくれた「Musica nova da hiroko」、「森の静寂(しじま)」。どちらも「森」がテーマになっています。

「Musica nova da hiroko」は菌根菌という菌の話を知りうまれた曲。
森で生きる生物は密接に関係し合って、ひとつの世界をつくりあげている、豊かな森ではそのネットワークが凄まじいのだそう。どれだけうようよしているのかしら?と想像はどんどん広がるばかり。

「森の静寂(しじま)」は自然と人間との関係を考えたときにできた曲です。チェーンソーの時代から森は抹殺されるようになった…時代によって自然と人間との関わりは変化して、これからも変化していく。豊かな森のように、人間も自然と関われたらと思いました。怒り、悲しみ、寂しさ、喜び、誇り、さまざま感情が入り乱れていて、一言では表現できない曲だったりします。

初めて演奏する私の曲に付き合ってくださった素晴らしい達人メンバーに感謝です。
これから続けていきたいですし、もうすこし編成も大きくしたいと思っています。

次回のKAMOMEは8月10日。
ベースのコモブチキイチロウさんとのデュオ。
昨年の軽井沢で演奏した映像とのコラボが実現するかもしれません。楽しみっ。